1989年11月30日 6時44分
寝台特急さくら号は本州西端の下関駅に到着した。
ここで機関車の付け替えが行われる。
この機関車EF81は下関ー門司 約7kmだけの担当である。
この区間(正確には門司側)に直流から交流へ切り替わるセクションがあり、
EF81はそれに対応した交直流機関車。
国鉄時代から、
直流機関車は青、交流機関車は赤、そして交直流機関車はローズピンクの塗装がされていた。
当時はこの短い関門区間でも機関車にヘッドマークが掲出されており、
さくら号以降の列車牽引の際は大急ぎで付け替えしていたのではないか。
現場作業員のひと手間によって、このような演出がされていたのだ。
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