1989年4月6日 7:09 東京駅9番線
寝台特急瀬戸号が高松より到着した。
四国連絡が使命の列車である。
私の祖母が愛媛におり、瀬戸大橋が開通する前の、
宇野終点時代によく利用した。
朝6時過ぎの宇野到着は眠かったが、
接続する宇高連絡船では、波風を受けながら食べる
「連絡船うどん」が本当に美味しかった。
高松に着くと、行き止まり式のホームには、
特急しおかぜ、南風のキハ181系が待ち構えており、
四国に入ったことを実感して、まもなく祖母と再会できる
ワクワク感が思い出される。
瀬戸大橋開通によって四国直通と便利になったが、
乗り継ぐ旅も変化があって楽しいものであった。
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