1989年11月
当時、東京駅を発着するブルートレインは「急行 銀河」まで入れると 10本あり、10番線は長距離列車の旅情に溢れていた。
極端な話、当日に予約や変更をしても、十分席は確保できたものだ。
「はやぶさ号を取ってるけど、今日は気分を変えて みずほ号に変更してみるか」とか。
車両や編成はあまり変わらないが、 列車によってカラー(雰囲気)の違いが感じられた。
最終的な行き先や途中の停車駅の違いもある。
客層もビジネスマンが多い列車とかありました。
大学生であった私は、ブルートレイン乗車の際はいつもB寝台。
例えば東京ー博多に新幹線で移動するのと比べても、B寝台は2,000円程高く、 旅費を節約するために、B寝台が当たり前であった。
しかし、大学卒業まであと1年余りとなった頃、
「今のうちにちょっと贅沢してみるか」
とみどりの窓口で さくら号のA寝台を購入した。
初めてのA寝台。
さくら号のA寝台は個室ではなく、
通路をはさんで左右にベッド(座席)が並んでいる。 車内も静かな気がした。
そして、なによりも圧倒的なベッドの広さ。自宅の敷布団並みである。
B寝台と比べて4,000円程アップしたが、
長崎までゆっくり過ごすことができた。
人生 最初で最後のA寝台、貴重な体験であった。
当時、東京駅を発着するブルートレインは「急行 銀河」まで入れると 10本あり、10番線は長距離列車の旅情に溢れていた。
極端な話、当日に予約や変更をしても、十分席は確保できたものだ。
「はやぶさ号を取ってるけど、今日は気分を変えて みずほ号に変更してみるか」とか。
車両や編成はあまり変わらないが、 列車によってカラー(雰囲気)の違いが感じられた。
最終的な行き先や途中の停車駅の違いもある。
客層もビジネスマンが多い列車とかありました。
大学生であった私は、ブルートレイン乗車の際はいつもB寝台。
例えば東京ー博多に新幹線で移動するのと比べても、B寝台は2,000円程高く、 旅費を節約するために、B寝台が当たり前であった。
しかし、大学卒業まであと1年余りとなった頃、
「今のうちにちょっと贅沢してみるか」
とみどりの窓口で さくら号のA寝台を購入した。
初めてのA寝台。
さくら号のA寝台は個室ではなく、
通路をはさんで左右にベッド(座席)が並んでいる。 車内も静かな気がした。
そして、なによりも圧倒的なベッドの広さ。自宅の敷布団並みである。
B寝台と比べて4,000円程アップしたが、
長崎までゆっくり過ごすことができた。
人生 最初で最後のA寝台、貴重な体験であった。
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